道場長挨拶
道場長挨拶
1997年、北海道で初めてのテコンドー道場が旭川に設立され、私もその当時は一練習生として仲間とともにテコンドーを学び始めました。
そういった中で、2005年に旭川支部道場長を任され、大役に身が引き締まる思いです。
その重圧を感じながらも「道場長として何ができるのか?」を考えました。
〜私にできることは何か〜
〜テコンドーで社会に協力・貢献できることはないか〜
そして出てきた答えが、
「これから迎える少子高齢化社会に対応できるコミュニティになること」です。
2020年から、テコンドーはパラリンピックにおいても正式種目となりました。この事からも、障害の有無・年齢・国籍に関係なく、誰しもが協調しながら切磋琢磨し社会に貢献していけるコミュニティーを、テコンドーという競技が担うべきだと考えています。
具体的な道場の指針・ビジョンとしては、
- 私自身が障害者スポーツ中級者指導員の資格を持ち、旭川市のスポーツ推進委員として活動していることを踏まえ、知的・身体等の障害に関係なくスポーツで汗を流すことができる道場作り。
- 自助互助と叫ばれている中、これから迎える超高齢化社会に向けて優しさを育むことができる道場
- 年齢に関係なく、それぞれにやり甲斐をを持っていただける練習メニューや時間帯の工夫で、余暇活動やストレス発散の場を提供。
- 美容や健康にも目を向け、いつまでもスポーツを楽しむための体力作りをお手伝い。
また、以前は小学生からと決めていた入門条件ですが、現在はテコンドーを学ぶ意欲があれば、年齢を問わず受け入れる体制も整えています。
3歳の子も練習に励んでおり、子供達の可能性を大人が見守る機会を得ることも、コミュニティとしての意義を高めるのではないかと考えます。
実践したいことは沢山ありますが、そういった優しさと強さを育成できる道場であるよう心がけ、毎日を精進していく所存です。
「是非、一緒に汗を流しましょう!」
北海道テコンドー協会旭川支部
道場長 泉谷昌洋